物流業界を多様なソリューションで支える
テレニシ(株)のスマート物流EXPO

テレニシ (株)
法人事業本部 ソリューション営業二部
部長 吉田 寛之 氏
法人事業本部 法人事業統括部 営業推進部 営業企画課
伏見 奈津希 氏

スマート物流 EXPO 事務局 RX Japan
2023年4月26日

1月に開催され盛況のうちに幕を閉じた「第2回 スマート物流EXPO 物流DX/ロボット/カーボンニュートラル展」 ITシステムを使って遠隔から点呼ができる「IT点呼キーパー」をご出展されたテレニシ株式会社  部長 吉田 寛之氏と伏見 奈津希氏に、展示会を終えてのご感想や、その後の反響などをお聴きしました。

スマート物流EXPOへの出展目的と成果

ー まず最初に、スマート物流EXPOにご出展いただいた目的をお聴かせいただけますか。

吉田  弊社は営業会社ですので、やはり案件やリードの獲得が一番の目的になりますね。また弊社の製品である「IT点呼キーパー」を、より多くの方に知っていただく宣伝効果も狙いの一つです。

ー ちなみにテレニシさんは、スマート物流EXPO以外にもたくさんの展示会に出展されていますが、展示会ごとに目標数値を決めていらっしゃるんでしょうか。

吉田  はい、そうですね。何百件リードを獲得しましょう、何拠点以上実績を獲得しましょう、という計画を立てて出展しています。弊社の場合は展示会にかかった費用をどれだけ回収できるかという視点で目標数値を決めていますね。

ー なるほど。では、前回ご出展いただいた際の手応えはいかがでしたか。

吉田  前回はちょうど入り口近くのブースだったということもあるのかとは思いますが、非常に多くのお客様にご来場いただきまして、リードの獲得数は過去最高を記録しました。現在営業担当者が必死に営業をしていますが、弊社の製品はすぐに決断が下るような製品ではないため、前回の成果については今年の8月〜9月くらいを目処に結果をみたいと思っています。

ー ちなみに、過去最高のリード数とのことでしたが、具体的には何件獲得されたのでしょうか。

伏見  諸々合わせて2900件ほどですね。

ー すごいですね。あまり聴いたことのない数字だったのでびっくりしました。ぜひ、貴社の営業さんに頑張っていただいて、一件でも多くの成約に繋げていただければと思っております。それ以外の反響は何かありましたか。

伏見  私はお客様との接点があまりない部署にいるのですが、それでもダイレクトメールをお送りするときに営業さんが獲得したリードの方々からのホームページのアクセスが結構あるなという印象を持っています。

ー 営業の視点からの反響はいかがでしたか?

吉田  そうですね、協業したいというお声がけを多くいただいたり、当日ご来場いただいた既存のお客様から「盛況だったよね」とお声がけいただくなどさまざまな反響をいただいています。

ー 前回は、新規のお客様へのインパクトだけでなく既存のお客様への安心感も与えられるような、とても立派なブースでのご出展でしたよね。

ブース作りで工夫したこと

ー 続いて、ブースづくりについてもお伺いしたいのですが、装飾等に関しては伏見さんなど営業推進部の方々が中心に考えられたのでしょうか。

伏見  そうですね、前回はMeeTruckさんとの共同出展でしたので、MeeTruckさんの担当の方や、吉田を含めた営業担当の意見を聴きながら施工業者様との打ち合わせを進めました。

ー ブース作りで工夫したポイントは何かありましたか。

伏見  共同出展ということでしたので「ソフトバンクグループ」であることを前面に打ち出し、点呼から配車までさまざまなソリューションで総合的にお客様をサポートできますということが伝えられるような展示を心がけました。

ー その工夫があってこそ、あれだけのリードを獲得できたのですね。さすがです。

RX Japanの出展サポートについて

ー 名古屋のスマート物流EXPOにはご出展いただいていましたが、東京の展示会は前回が初めてだったと思います。弊社の出展準備専門チームの対応はいかがでしたか。

伏見  そうですね、いろいろなメンバーからご連絡を差し上げてしまったにも関わらず、真摯にご対応いただきありがとうございました。バーコードリーダーの仕組みなど、事前にいろいろな疑問を解消できたことは大きかったなと思います。

ー ちなみに他社様の展示会でも、弊社のような出展サポートはあるんでしょうか。

伏見  展示会の規模にもよりますが、基本的には出展者専用サイトがあり、そこから資料をダウンロードすることができるようになっている展示会が多いですね。そこでわからない部分は、出展の際にやりとりさせていただいた担当の方に、メールやお電話で質問させていただくという感じです。あとはAIによるヘルプのようなものもあった気がします。

ー 他社様では、営業担当とサポート担当は同一人物になるんですね。

伏見  そうですね、担当を別で設けているということではなかったです。

リアルとオンラインのマーケティング施策について

ー これまで多くの展示会にご出展されていらっしゃると思いますが、御社の中で展示会というものはどのような位置づけになりますか。

吉田  冒頭の内容と似た回答になってしまうんですが、まずは弊社の製品を広く露出できる場所として捉えています。それに加えてご来場者数が多い展示会は、リード獲得の場としての位置づけも大きいですね。

ー 展示会もマーケティング施策の一つといえますが、今やデジタルマーケティングや広告運用でリードを獲得するという手法もある中で、リアルな展示会という施策は御社にとってどのような位置づけなのでしょうか

吉田  最近はZoomでの商談も増えている中で、直接的なやりとりの機会はどんどん少なくなってしまっています。そんな中、お客様の表情を窺い知ることができるリアルな空間としての展示会は弊社のマーケティング施策としてもメインになってくるのかなと思っています。また展示会は間近に製品を見ることができるため、お客様にとってもメリットは大きいのではないでしょうか。

ー ありがとうございます。我々も展示会の主催会社として成果につながる価値ある場を、引き続きご提供できればと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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